2020年10月13日火曜日

2020年夏アニメ振り返り(H)

こんにちは、こんばんは、おはようございます、京大アニメ研究会です。今回から一回生の私もブログを書いていくことになりました。拙い文章かつ作品についての分析もないただの感想文ですが宜しくお願いします。 今回は自分が見ていた夏アニメの感想を書いていきたいと思います。開始直後はまあまあ見るかなと思っていたんですが、ふたを開けてみればあんまり見ていなかった気がします。秋こそは頑張ります。
今後は自分が書くときは題名に(H)とつけるつもりなので読むときの参考にしてください。

<自分が書く内容はすべて個人の感想です。それでも良ければ読んでください。>

1.デカダンス
今期のアニメでおすすめの作品、その一。デカダンスの住民たちと敵である”ガドル”との戦いを描いた作品。一話目の最後にはある意味驚きましたが、二話以降はどんどん面白くなっていった印象でした(本質に関わるので言及は控えます)。駆け足気味の展開もなく、最終回もよくあるものと言えばそれまでですがちゃんとまとまっていてよかったなあと思います。ここまで書いてきましたが内容的に合う人と合わない人がいるのも事実なので、まずは二話まで見てから見続けるかどうかを決めてほしいなと思います。今作ヒロイン、ナツメ役の楠木ともりさんは次に紹介する作品のヒロインの声も担当していました。


2.魔王学院の不適合者
今期のアニメでおすすめの作品、その二。2000年前の魔王が転生し魔王の血を引く魔王族を育成する魔王学院に入学するところから始まる、なろう原作作品。いわゆる俺TUEEE系に分類されるだろう作品ですが、この作品は俺最強系といったほうがいいかもしれません。ひたすら主人公が強すぎてすがすがしいくらいです。同じなろう作品で俺TUEEE系といえる「転スラ」でも主人公はかなりのチート具合をみせていましたが、本作はもうなんでもありといった印象です。こういう作品は好みが分かれるところではありますが、定期的に俺TUEEE系を摂取したい中の人にとっては好みであり原作も読んでみようかなと思いました。サーシャ派です。


3.放課後ていぼう日誌
567の影響で春クール途中から夏クールに移動した作品。高校から釣りを始めた主人公鶴木陽渚が釣りに魅了されていく作品。今期見たなかで唯一の癒し枠。一話完結もので毎話違った釣り方が紹介されており、特に釣った魚の調理シーンなどは基本的に朝一に見ていた中の人でも食べたいなと思いました。後半では陽渚の成長も描かれていましたが、基本的に日常枠として脳死で見ることができ、癒しを求めている人にはおすすめかもしれません。


4.彼女、お借りします
週刊少年マガジンにて連載中の作品でアニ研内でも読者が多い印象があります。主人公の木ノ下和也がレンタル彼女を利用したことから始まるラブコメ作品。主人公のクズっぷりから度々話題になったのですが、自分としては確かに考えがコロコロ変わる印象もありましたがそこまでかなと思いました。ティッシュのシーンのところはあんまり好きになれませんが。ヒロインたちも4人とも魅力的でしたが、更科るかの過去編がEDだけでまとめられていたのは尺の関係とは言え原作未読者としては雰囲気しか伝わらず感情移入しづらくなってるかなと思いました。2期の作成も決定しているので楽しみして待っていようかなと思います。


5.Lapis Re:LiGHTs
 歌唱活動や魔獣退治を行い人々からの憧れを集めている魔女を目指す少女たちを描いた作品。歌唱パートはCGを使って綺麗に描かれており、ラブライブなどが好きな方には合う作品かもしれません。最終回の怒涛の連続ライブは圧巻でした。楽曲もそれぞれのグループの特徴が出ていてよかったと思います。一つツッコむとしたら魔獣退治要素が後半になるまで薄すぎて魔女を目指す目的がふにゃふにゃになっていたところだと思います。戦闘系がメインではないのであっさりしていてもいいのかもしれませんが。メディアミックス作品となっており今後アプリも配信されるみたいなので興味がある人はやってみてはどうでしょうか。(中の人は余裕があればやってみようかなと思っています。)


6.ド級編隊エグゼロス
週刊少年ジャンプにて連載中の作品で人々のエロスの源”Hエネルギー”を吸い取る敵、キセイ蟲から地球を守るべく主人公たちがエグゼロスとなり闘う作品。最初の方は作画は良かったと思いますが、後半から怪しくなっていった印象ですね。エロめの作品なのでラッキースケベがあるのかなと思っていたら、ほとんどの部分で不自然な光が入るなど少しがっかりした感じでした。話のネタとしてはHエネルギーを溜めて戦うなど斬新で面白かった分作画が安定せずせっかくのエロさが逆にきつく感じてしまったのは残念だったなと思います。天空寺宙が好みです。


7.異常生物見聞録
主人公が貸し出している部屋に暮らすことになった異常生物たちとのドタバタ生活を描いた作品。こうは書きましたが実際何をやっていたのかあまりわかりませんでした。居住者同士のドタバタや新しい居住者を見つけに行くことが中心でしたが、予想外の展開もなく無難に終わっていったなと思います。建物はよじ登らないといけないんだなと思ったら普通に建物間を飛んで移動していたりと主人公の能力の設定もわかりづらかったと思います。面白かったところといえば最後の中国語で会話が繰り広げられるところでしょうか。会員でも見ている人は少数派だったと思います。


8.宇崎ちゃんと遊びたい
一人を好む主人公と彼をぼっち扱いし絡んでくるうざい後輩とのラブコメディ作品。この作品でまず話題になるのは宇崎ちゃんの性格とビジュアルではないでしょうか。うざいけれどもどこか憎めない宇崎ちゃんの性格と低身長のわりに大きな胸はどちらも万人受けするとは言いづらいかもしれません。中の人は好みに合わず途中で視聴をやめてしまったため作品内容にツッコむことはできません。


9.Re:ゼロから始める異世界生活
主人公ナツキ・スバルが「死に戻り」の能力を使い苦難を乗り越えようと奮闘する作品。分割2クールであり、夏クールでは事件が一つも解決せず謎が残ったままでの終わりとなりましたが、スバルの家族との感動的なエピソードがありつつ、リゼロお決まりの絶望的な展開など見ていて十分楽しめるものだったと思います。原作既読者としてはここからの展開が面白いのでぜひ2クール目も見てほしいなと思います。


以上、自分が2020年夏クーで見た作品の振り返りでした。こうしてみると全然見ていなかったなと思いますね。 今後は1、2か月ごとに自分が見た旧作アニメの振り返りをしていけたらなと思っています。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

2020年7月30日木曜日

2020年春アニメ振り返り

こんばんは、京大アニメ研究会です。
遅くなりましたが、今回は2020年春に放送されたアニメを視聴した会員の多かったものを中心に振り返っていきたいと思います。今クールはコロナ禍の影響で多くのアニメが放送延期を余儀なくされる受難のクールでしたが、それでも多くの良作に恵まれていたのではないかと思います。
なお、感想は基本的に中の人の個人的なもので、会員の総意とは限らないことをご了承下さい。

1.かくしごと

 自身が「漫画家」であることを主人公の父親が一人娘に隠そうとするギャグアニメです。「今期何か一つおすすめするアニメは?」と聞かれたら(滅多に聞かれることはありませんが)、中の人はこれを薦めると思います。おすすめしやすい理由として、「基本的にはギャグ漫画だが家族愛という普遍的なテーマをしっかりと描いている」ことと「原作ありで1クールで完結させている」ことがあります。作者の久米田康治は時事ネタとか風刺っぽいネタが得意な方なんですが、本作では風刺は割と薄めで(ないわけじゃないですが)万人におすすめしやすい作品だと思います。タイトルやキャラの名前の言葉遊びも魅力的です。以下ややネタバレにつき反転。正直バッドエンドも覚悟していたのですが(最終回Aパートのアイキャッチの絶望感は異常)、ハッピーエンドで終わって本当に良かった。OPが流れるタイミングも完璧で、思わず涙腺が緩みました。ネタバレここまで。

2.イエスタデイをうたって

 4人の男女の恋愛模様、人間関係を描いた青春群像劇。これについては率直に言って評価は分かれるところだと思います。終盤に関しては原作未読の中の人でも明らかに尺が足りないと感じました。中盤までの丁寧な心理描写とは打って変わって結論に向かって急いでいる感じがあり、あれよあれよという間に終わってしまった印象があります。「なんでハルはリクオのことが好きなんだっけ?」「なんでこいつらあんなにうじうじ悩んでたんだっけ?」と思ってしまいました。原作未読者の私見ですが、どうにも榀子の描写とハルの描写の釣り合いがとれていなかったように思います。しかしながら、良い意味でも悪い意味でもキャラクターたちに感情移入させられる空気感の作り方は非常に良かったです。また、主人公のリクオを演じられた小林親弘さんの内省的な演技も素晴らしかったと思います。


3.乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

 タイトル通り、ゲームの中に転生してしまった主人公が国外追放か死かという破滅エンドを回避するため頑張る話です。「見ていて不快なキャラクターがいない」というのがヒットの一因かなぁと思います。本来キャラクターの好き嫌いと物語そのものに対する評価は別に下してしかるべきではないかと思いますが、主人公の正確や言動が不快だと、視聴自体がストレスになってしまうことも事実です。その点、本作は主人公のカタリナをはじめ、基本的に明るい善人ばかりで、見ていて気持ちの良い作品でした。物語上工夫が感じられたのは、終盤カタリナの前世が大きく絡んでくることです。異世界転生ものの多くは前世を切り捨ててしまっており、「転生」であることが物語上重要な意味を持つことは少ないと思いますが、本作は「前世」と「転生後」がきちんと地続きでつながっていることが示されており、感心しました。気になったのは、サブキャラたちはあくまで主人公を軸に集まっているため、サブキャラ同士の仲は決して良くないというか、疎遠な感じがしてしまいました。仕方ないことかも知れませんが、もう少し横のつながりがあったらなぁと感じました。1クールでよくまとまっていたと思いますが、2期も決まっているそうなので期待して待ちたいと思います。

4.かぐや様は告らせたい?〜天才たちの恋愛頭脳戦〜

 もはや中の人が付け加えるべきこともない気がしますが、天才の男女が互いに好きな相手に告白するよう仕向けようとする……という話だったはずです。原作既読勢ですが、やはりキャラが動いて声がつくとまた違った面白さがありますね。「今日あま」のエピソードなんかは画風が変わるわ謎挿入歌入るわでかなりパワーアップしてましたし。あと石上のエピソードのラストはかなり好きなので、あの演出を映像で見られたのは良かったですね。原作ストックは十二分にあるので、是非3期に来て欲しいところです。


5.八男って、それはないでしょう!

 貧乏貴族の八男に転生した主人公が成り上がっていく物語。なんでこんなに視聴者が多いんですか?貴族社会のしがらみとかめんどくささを描きたい作品なんだ、と気づくまでに時間がかかりました。そこを最初から意識してみればまた評価も変わったのかも知れませんが、どうもストーリーもバトルもキャラもいまいち魅力が感じられなかったです。作画も中盤崩れ気味でしたし。個人的にはピンク髪の食いしん坊の娘が一番好きだったのでもっと早く出てきて欲しかったですね。ただ、終盤に再登場する主人公の兄は杉田智和さんの怪演と顔芸が相まってかなり印象的でした。

6.波よ聞いてくれ

 ひょんなことからラジオパーソナリティになった主人公と、その周囲で起こる事件を描いていく作品。ラジオパートのノリにいまいちついて行けなかったのと、なまじリアリティーがある分細かい部分が気になってあまりのめり込めなかった部分はあります。しかし、主人公(の声優さん)のしゃべりの技術には素直にすごいな、となりますし、一つ一つのエピソードは非常に面白かったです。頭をからっぽにして笑いたいときに見るといいアニメかもしれません。また、最終話は実際の出来事(リンク先ネタバレ注意)とも絡めて主人公の成長を描き、完成度の高い一話になっていたと思います。麻藤さんがめちゃくちゃな印象しか無くてあんまり好きになれなかったのですが、最終話ではラジオに対する矜持が感じられてかっこよかったです。

7.グレイプニル

 異能バトル系アニメ。途中から普通にバトルが面白くなってきた分、謎のエロ要素がちょっと邪魔でした。エッチなシーン自体は別にあってもいいんですが、そこのパンチラ、いる?みたいな場面が多かった気がします。バトル自体は作画も良いですし、肉弾戦だけじゃなく力技で勝てない相手に知恵で勝つ話もあり、割と好みでした。ただ、終わり方は典型的な俺たたエンドなのが残念でした(原作が続いている以上仕方ないのですが)。

8.球詠

 きらら系タピオカ女子野球アニメ。PVの時点で作画が不安でしたが、まぁ作画に関しては擁護のしようがありません。画面に違和感を感じて一時停止したら両手とも左手だったときの衝撃は今でも忘れられません(しかも同じシーンが修正なしで翌週も流れた)。本作に関しては何故一週も放送延期しなかったのか逆に謎です。中の人があんまり野球に興味が無かったのと作画に気を取られてストーリーの方に意識を割けていなかったので今度先輩に原作を借りて読みたいと思います。

9.プリンセスコネクト!Re:Dive

 有名ソシャゲのアニメ化。ゲーム未プレイ勢ですが普通に楽しめました。未プレイ勢にとっては、言ってしまえば毎回30分かけて新キャラ紹介されてる感じなんですが、ギャグに極振りしてたのが上手くはたらいていたように思います。また演出とか雰囲気をわざと『このすば』に寄せて未プレイ勢にも入り込みやすくしたのかなーとか予想しました。本当のところは知りませんが。物語に関して言えば、根本的なところは何も解決してないし、伏線もほとんど回収されてないので2期をやって欲しいところではあります(まぁ運営的にはゲームやれって話なんでしょうが)。

10.プランダラ

 全話通してのピークは8話のラストシーンだったと思います。ジェイル中尉はかっこよかったんですがね……。2クールやったわりには普通に俺たたエンドだし、作画もヤバいし、ストーリーも過去に飛んだかと思えば特に何も成し遂げずに終わるし、相変わらずやたらエロは多いし……。ところどころ瞬間的に面白くなるシーンがないわけではないんですが、全体としては微妙でした。

11.その他

今期はやはり豊作だったのか、会員の視聴者が多いものに絞っても10本有りました。ここからは、視聴者の少なかったアニメ、個人的に取り上げておきたいアニメに触れておきたいと思います。

アルテ

 中世のフィレンツェで女主人公が画家になるために奮闘するアニメ。毎話毎話アルテの成長があって、そこは良かったんですが大きな印象を残すエピソードに欠けていたかな、と感じます。

神之塔 -Tower of God-

 前情報を一切知らずに見たこともあり、個人的には今期一番のダークホースでした。世界観の把握が結構大変なんですが、世界観自体も面白いし、ストーリーも先の読めない展開で飽きが来ないし、最終回でやっとヒロイン側の視点が明らかになる構成も良かったです。キャラデとか作画とかもめっちゃ好みだったので2期やって欲しいんですがどうなんですかね……。

社長、バトルの時間です!

 ソシャゲで割とよくある非常に薄いストーリーをそのままアニメにした感じで、作画が良い分なんだかもったいない作品でした。女性キャラは割と可愛かったんですが、魅力的だったかと言われるとうーん……。

とある科学の超電磁砲T

 ガチのマジで面白い。大覇星祭編は大好きなエピソードなのでアニメ化には感謝しかないですね。食蜂のヒロイン力が高すぎる

新サクラ大戦 the Animation

 一見さんお断りの気配を強く感じました。メインキャラっぽいのに全然焦点が当たらないキャラがいたり、どう見ても同一人物であることを隠す気の無いキャラを執拗に別キャラ扱いしたり、気になるところも多かったです。

継つぐもも

 実は1期見ないまま見てたんですが割と楽しめました。最初はお色気描写多めのバトルものという感じでそれもそれで良かったんですが(百合回とかすなおちゃん回とか)、終盤になるとバトル自体も熱くなり、まさか最終回でああ終わるとは……。3期があってほしいものです。

BNA ビー・エヌ・エー

 獣人系TRIGGER作品。ケモ系の作品増えましたね。最近は毎クール1本は必ずあるような気がします。獣人と人間という異なる種族の存在を軸に、差別とか生き方とかを絡めた話なんですが、ストーリーで魅せるには丁寧さが足りなかったし、熱さで攻めるには勢いが足りなかった、という印象です。決して駄作では無いんですが。

本好きの下克上 司書になるためには手段を選んでいられません

 よく考えたら2クール目全然本作ってなかった気がしますね。神官長(CV速水奨)が急に歌い出したのにはビビりましたね。話の作りは非常に丁寧で良かったと思います。3期も決まったようなので続きも見たいと思います。

LISTENERS リスナーズ

 中の人以外誰も見てないし、評判も決して良いとは言えないんですが終わってみると悪い作品ではなかったと思います。ややこしくてよくわからないストーリーと、ロボット同士がガチンコでバトルするというのが組み合わせとして悪かったように感じます。ただ、雰囲気は悪くなかったですし、音楽はとても良かったです。OPと毎週変わるEDはどれも名曲で、今でもプレイリストに入れてよく聞いてます。YouTubeで聞けるので曲だけでも是非聞いてみて下さい。音楽とかミュージシャンとかの小ネタが多いみたいなんでそこら辺が拾える人が見るともっと評価は上がるのかも知れません。

 春アニメを振り返ってきましたが、個人的には『放課後ていぼう日誌』が延期されたことで純粋な日常系がなくなってしまったのがとても残念でした。ストーリーがしっかりあるアニメもいいんですが、やはり箸休め的な心安まるアニメも欲しいところです。夏アニメも今のところ面白い作品が多いので、完走したらまた振り返りをあげたいと思います。

2020年6月22日月曜日

新歓クイズ企画を行いました

こんにちは、京大アニメ研究会です。
今回は6月7日に行われたクイズ企画の模様をお伝えします。

新1回生、2回生の方、計8人の方にご参加いただきました。例年以上に多くの方に参加していただけたようで、大変嬉しく思います。

今回の企画もDiscordを使用しオンラインで行いました。

1R 筆記問題
2R 30問早押しクイズ
3R イントロクイズ
4R ビジュアルクイズ
最終R 100問早押しクイズ

という内容で行いました。多くの方は初めての本格的なクイズ企画への参加でしたが、皆さん順応が早く、接戦した展開となりました。優勝は早押しで強さを見せたYさんでした。おめでとうございます!

入会された方には、今後も様々な企画が行われると思うので、是非楽しんで参加していただけたらと思います。


今年度の新歓クイズ企画は終了しましたが、例会は随時見学を受け付けていますので、希望の方はTwitterのDMかメールでご連絡ください。お待ちしております。

2020年5月10日日曜日

5月クイズ企画を行いました

こんにちは、京大アニメ研究会です。
今回は5月3日、4日と2日間にわたって行われたクイズ企画の模様をお伝えします。

前回の企画と同じく、チャットアプリ・Discordを使用したオンラインでの開催となりました。
対面よりもロスタイムがあったり、音声面で問題があったりと課題はあるものの、おおむね支障なく企画進行が出来るようになっていると思います。オンライン開催に協力して下さった企画者・参加者の皆さんに感謝申し上げます。特に企画者の方々には延期を何度も重ねた上でこのような形での開催に協力していただきました。ありがとうございました。

1日目は、
1.ペーパー問題
2.早押し問題
3.イントロ問題
4.ビジュアルクイズ
5.謎解き
6.早押し問題
という内容でした。

5Rの謎解きは、複数の謎(クイズ)を解き、その答えを組み合わせて最終的な答えを導き出すというものでした。
惜しくも答えを導き出せたチームはありませんでしたが、どのチームも答えに近づいていたようで、多少悔しさの残る結果でした。
優勝は、最終Rの早押しでさすがの強さを見せたMさんでした!おめでとうございます!

2日目は、
1.筆記問題
2.ビジュアルクイズ
3.イントロ問題
4.早押し問題
という内容でした。

ビジュアルクイズでは、京都を舞台とするアニメの聖地を撮影した写真を使った問題が出され、各人の京都愛が試されました。
優勝は、最終Rで勝利条件となる問題を確実にスナイプし、わずか6問で抜けたIくんでした!おめでとうございます!

最後に、かねてから検討していた新入生向けの新歓クイズ企画は、今のところ6月7日(日)の開催を予定しています。新入生の皆さんの予定によっては再度調整することも可能ですので、参加を希望される方はTwitterのDMかメールにてご連絡下さい。たくさんの方のご参加お待ちしています。

2020年4月4日土曜日

2020冬アニメ振り返り

こんばんは、京大アニメ研究会です。
今回は2020年冬に放送されたアニメを、視聴した会員の多かったものを中心に振り返っていきたいと思います。今クールは新型コロナウイルスの影響で放送スケジュールのずれたものもあり、その影響の大きさを感じました。
なお、感想は基本的に中の人の個人的なもので、会員の総意とは限らないことをご了承下さい。

1.痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

タイトルの通り、防御力にステータスを極振りしたサイコパス主人公の女の子のゲーム内での活躍を描いた作品です。サブキャラの声優がやたら豪華だったのも印象的でした。
主人公がどんどん訳の分からない方向へ進んでいくのを楽しむアニメだと思うんですが、自分は主人公サイドの活躍がどうも素直に楽しめず、そっちよりも周りのモブとか敵対ギルドが気の毒すぎて彼らへの同情が勝ってしまいました。
続編も制作決定したようですが、今後のストーリーにさらなる発展性が見込めるのかどうか、期待したいところです。

2.虚構推理

ミステリものではありますが、一般的なそれと違うのは、筋の通った推理(=合理的な虚構)を作り上げることで事件を解決し、その推理が真実かどうかは問題ではないという点です。
中の人は原作漫画の該当部分を読み終えて見たのですが、動きの少ない推理ものをアニメにするのはやっぱり大変なんだなぁという感じでした。最終決戦も言ってしまえば掲示板でのレスバなので絵的に地味になってしまうのは如何ともしがたいところです。また、アニメから入った人は鋼人七瀬編が長すぎると感じられたかもしれません。
一方で、アニメ以外のところでの仕込みが凝っていて良かったですね。七瀬かりんのTwitter鋼人七瀬のまとめサイト(現在は作中同様閉鎖されています)など、ご覧になってない方は一度覗いてみてはいかがでしょうか。


3.ダーウィンズゲーム

いわゆるデスゲームもの。細々突っ込んでいたらキリがないですが、なかなか面白かったと思います。どこが良かったのかと言われると説明しづらいですが、勢いが良かったんでしょうか……?また、登場人物全員が老若男女問わず振り切った中二病だったのも清々しくて気持ち良かったです。あとは松岡禎丞さん演じる王さんの顔芸が面白かったです。


4.プランダラ

なんでこんなに視聴率高いんですか……?(小声)

本筋のストーリー自体は決してつまらないわけではないんです。8話のラストは興奮しましたし、空を目指す女の子の話も決して悪くなかった。ただ、セクハラシーンがいらなすぎる……。100歩譲って作画が良いならまだ許容できますが正直なところ悪い部類に入りますし、ストーリーとも絡まないし、話のテンポを悪くしているだけに感じられます。しかもこれが2ク(ry


5.へやキャン△

人気きららアニメ「ゆるキャン△」のショートアニメ。
今回は箸休め的なエピソードでしたが、来年冬から始まる2期にも期待です。


6.マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝

伝説的魔法少女アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の外伝となるソーシャルゲームのアニメ化作品です。
13話Bパートの戦闘シーンを見るためだけでも全話完走する意味はあると思います(ちなみに放送版と配信版どちらも見たのですが、放送版は配信版とはマジで別物でした)。
そこ以外が面白くないわけではないのですが、本編と比べるとどうしても見劣りするように感じられます。マミさんをはじめとした本編のキャラが出てくると盛り上がるのですが、裏を返すと外伝のキャラにそこまでの魅力を感じてないと言うことになるんですよね……。
2期はもっとストーリーの核心を突いた話になっていくと思うので、期待したいところです。

7.その他

見ている人の少なかったものや中の人が個人的に振り返りたいやつをいくつか取り上げます。

異種族レビュアーズ

ホントに皆さん見てないんですか?視聴記録に付けてないだけじゃないですか?
今期一番の問題作。エロアニメと言えばそれまでなんですが、毎回毎回ワンパにならず手を変え品を変え楽しませてくれました。

ID:INVADED イド:インヴェイデッド

個人的には今期のダークホースでした。
犯罪者の深層心理に潜り込んで事件を解決する、というのが軸の話です。
オリジナルアニメが振るわない近年、1クールでしっかりまとまっており面白いという理想的なアニメだったと思います。特に「名探偵」となるキャラがいずれも魅力的だったのが良かったです。
未見の方は春から再放送もあるので是非。

映像研には手を出すな!

映像研(の作者)には手を出すな!
手描きっぽい妄想シーンや効果音を口で表現するなどの演出面が良かったです。主人公3人組のうち2人は声優初挑戦だったようですが、素晴らしい演技だったと思います。
ただ、キャラクターの向こう側に作者の存在を色濃く感じられる部分が多々あり、素直に作品に没入できず醒めてしまうところがあったのは残念でした。

推しが武道館いってくれたら死ぬ

地下アイドルのファン、いわゆるドルオタに焦点を当てた作品です。
基本ギャグなんで頭空っぽにして笑いながら見られるんですが、素直に「好きなものに没頭できる人生って良いなぁ」と思える話でした。主人公と推しの互いを思うがゆえのすれ違いが毎週もどかしかったですね。それだけでなく他のキャラ(ドルオタ勢のスタンスの違い、アイドル組の関係性や考え方など)もしっかりと描いていて好印象でした。後述する別アニメと違い、アイドルとしての成長がきちんと描写されていたのも良かったですね。

恋する小惑星(アステロイド)

原作読んだときも思ったんですがちょっと駆け足すぎたのかなぁという印象。また、きらら系=日常系という刷り込みが強すぎて、部活ガチ系で日常描写の薄いこの作品と視聴者とのギャップが生まれてしまったのが伸び悩んだ原因ではないでしょうか。
とはいえ、みらとあおいの関係には尊さを感じましたし、勉強になる部分も多く、良いアニメだったと思います。

ソマリと森の神様

今期の中では影の薄い部類に入りますが非常に良作でした。
いわゆる人外×少女ものの一つと言えるでしょうか。
特にハイトラとウゾイのエピソードは強く印象に残っています。原作はまだ続いているようなので、機会があれば読んでみたいと思います。
あと、タレントの柴田理恵さんが声優に初挑戦されてましたが、全然違和感なくて感心しましたね。タレントの声優起用も棒じゃなければ全然良いんですよ。逆に言えば声優なのに棒って

とある科学の超電磁砲(レールガン)T

コロナの影響で数週間飛びましたが、その分高いクオリティで丁寧に仕上げていてさすがという感じです。
原作読破済みですがそれでも毎週楽しみになるストーリー展開、本当にすごい。
湾内さんと泡浮さんのエピソードがめちゃくちゃアツくて原作でも大好きなので、アニメになったのは本当に嬉しいですね。
今後も期待しています。

ドロヘドロ

記録上中の人しか見てないようですが一応。
中の人とはどうにも波長が合わなかったようです。無闇にグロいし、どういう部分を楽しめば良いのかいまいち分からないまま最終回を迎えてしまいました。ただ、つまらないわけではないですし、アニメとしてのクオリティは高いと思うので、刺さる人には刺さる作品なんだと思います。

22/7(ななぶんのにじゅうに)

結局壁ってなんなんですか?(無知)
声優が棒なのはこの際おいておくとしても、ストーリーはもうちょっと何とかならなかったのかと思います。
ご都合主義としか思えない壁の存在、比重の重すぎる過去回想(しかもほぼ毎回回想で誰かが死ぬ)、いつの間にかトップアイドルになってる謎……。特に最終話は途中まで良かった分オチでかなりがっくりさせられました。
アイドル個々人の成長に尺を割きすぎたせいで、グループ全体の成長を描くことがおざなりになっていたように感じます。壁という謎の存在を提示しておいて、特に回収することなく投げてしまったのも大きな減点ポイントです(もしかしたら今後のゲーム展開とかで回収するのかもしれませんが……)。
作画やキャラデが良かっただけに非常にもったいない作品でした。

ネコぱら

今期一番の癒やし枠でした。深く考えず頭を空っぽにして見ることをおすすめします。
日常系に求める「こういうのでいいんだよ」を過不足なく実現していて素晴らしいアニメでした。さりげなく作画の違和感がほとんどなかったのも良かったですね。11話で感動回を挟み、最終回にまるで最終回でないような日常回を持ってきたのも続いていく日常を感じさせる良い構成だったと思います。

群れなせ!シートン学園

これがBEASTARS2期ですか?
なんでメスだけ人間っぽいんだとかいう疑問は捨てましょう。
ギャグのテンポが良いので毎週30分退屈することなくするっと見られましたね。
割といろんなタイプのヒロイン(?)が出てくるのでお気に入りの子を探すのも良いかもしれません。

ランウェイで笑って

OPの千雪が着替える音ハメ好き。
ストーリーがめちゃくちゃアツかった。ファッションという中の人が全く興味ない題材でもここまでのめり込ませるかと言うくらいアツかったですね。原作を追いかけたくなりました。
ただ、ストーリーが良かった分作画の崩れやサブキャラの声優の棒読みが気になりました。

理系が恋に落ちたので証明してみた。

理系理系連呼して理系も文系も煽ってくスタイル、嫌いじゃないけど好きでもないです。
大体理系って言うなら生物学系や地学系、工学系、農学系のエピソードも入れるべきなのでは?(屁理屈)
肝心の内容の方は可もなく不可もなくという感じでした。OPとEDは好きです。



好き勝手書いてたらいつの間にか4000字近く書いてました……。
いろいろ負の感想も書きましたがここに書いてるアニメはなんだかんだあってもいずれも完走できたものなので、全くつまらないわけではないです。
次は春アニメですが、大学が休講で暇なのでもしかしたら1話が終わった辺りで感想を書くかもしれません。

2020年4月2日木曜日

3月クイズ企画を行いました

こんにちは、京大アニメ研究会です。
今回は先日3月28日に行ったクイズ企画の模様をお伝えします。

本来は大学の講義室を借りて行う予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、急遽チャットアプリ・Discordを使用した史上初のオンライン企画となりました。この場を借りて、オンライン開催に尽力・協力して下さった諸先輩方に感謝したいと思います。ありがとうございました。

企画は全部で4つのラウンドからなり、それぞれ
1.ペーパー問題
2.挿入歌・特殊OP・EDのイントロクイズ
3.ビジュアルクイズ(4枚のキャラ・アニメの画像から仲間はずれと問題文を当てるクイズ)
4.早押しクイズ
という内容でした。

今回は「サブキャラ」がテーマの企画だったため全体的に難易度の高い企画でしたが、当日5時半まで予習をしていたというK先輩が、最終Rをわずか8問でおさえ優勝を果たしました。おめでとうございます!

ちなみに中の人は自分の差し込み(題材を指定して作ってもらうクイズ)を全て落とすという大罪を犯してしまいました……。精進します。

次回企画は5月の新歓クイズ企画を予定していましたが、Twitterでも告知したとおり、大学当局の課外活動自粛要請に従い、【無期限延期】とします。

今後の新歓活動については、会内で話し合い、決まり次第早急にお知らせしますので、Twitterやこのブログを確認するようにして下さい。

2020年3月6日金曜日

劇場版SHIROBAKOを見てきました ※ネタバレ注意

こんばんは、京大アニメ研究会です。
国立大学の前期日程も終わり、弊学の合格発表日も近づいてきました。受験生の皆さんは中期や後期の試験を受ける方もいるかもしれません。まぁ受験生でこのブログを見ている人がいるかどうかは分かりませんが……。
今回はタイトルにもあるとおり、中の人が見てきた『劇場版SHIROBAKO』の感想をつらつらと書いていきたいと思います。実質個人ブログじゃないかとお叱りを受けそうですが、今までもアニ研なのに洋画の感想とか牡蠣食べた感想とかわりと好き放題やってたみたいなので大目に見ていただきたいと思います……。

ということでいつもどおり感想は中の人の個人的なものであり、会員の総意ではないことにご留意ください。

また、迷ったのですが、感想を書く以上ネタバレは避けられそうにないので、ネタバレありというか、劇場版を見た人が読む前提で書きます。未見の方は是非劇場でご覧いただきたいと思います(社会情勢的に難しいところもあるとは思いますが……)。
ちなみに中の人は地元で見たんですが、平日の真っ昼間だったこともあってか、観客は自分を入れて5,6人でした……。まぁうちが田舎なだけかもしれませんが。

画像

特典色紙は井口さん、矢野さん、ゴスロリ様でした。ゴスロリ様は今回ジャージでランニングしてることが発覚しましたねw


いつか必ず何としてでもアニメーション作品を一緒に作ろうと、ひょうたん屋のドーナツで誓いを立てた上山高校アニメーション同好会の5人。卒業後それぞれがそれぞれの場所でアニメーション制作に携わっていく。あおいは「えくそだすっ!」「第三飛行少女隊」の制作を経て、少しずつ夢へ近づきつつ、徐々に自分の本当にやりたいことを考え始めていた。あれから、4年。日々の仕事に葛藤しながら過ごしていたあおいは朝礼後、渡辺に呼ばれ新企画の劇場用アニメーションを任されることになる。しかし、この企画には思わぬ落とし穴があった。今の会社の状況で劇場用アニメーションを進行できるのか?不安がよぎるあおい・・・新たな仲間・宮井 楓やムサニメンバーと協力し、完成に向けて動き出す。果たして、劇場版の納品は間に合うのか――!?(劇場版『SHIROBAKO』公式サイトより)

全体的な感想として、非常に満足のいくものでした。もともとテレビシリーズの評価が高いこともあり、それなりの期待(ハードルと言い換えても良いですが)をもっていきましたが、十分その期待に応えており、さらに期待を超える部分もある作品だったと思います。

基本的なストーリーラインが王道的なものであった一方、演出は印象的……というかやりたい放題やってたな……という印象です。序盤の突然のみゃーもりミュージカルや中盤の「なめろうマーチ」、終盤の忍者バトルなどにポカンとした人も多いのではないでしょうか。現実世界とフィクション世界を融合させる演出はテレビシリーズでもありましたが、今回のはより激しかったと思います。
特にミュージカルシーンは唐突に始まるので、笑えばいいのか突っ込めば良いのか初め分かりませんでしたが、「えくそだすっ!」や「第三飛行少女隊」、「山はりねずみあんデスチャッキー」のキャラ達とみゃーもりが口々に「アニメーションを作りましょう」と繰り返すのを聞くと、謎の感動というか言いようのない圧のようなものを感じました。ただ、あの多種多様なキャラ達が一斉にエンゼル体操する様は余りにもシュールでしたが……(特にウサギ跳び)。
あとはとにかく笑えるシーンがいっぱいでした。序盤がSHIROBAKOにしては暗い展開(最初のみんなで集まってオンエア見るのが幻覚?だったところとか、予想はしてましたが結構心にきました)だった分、中盤からはギャグシーン満載でした。宮井さんと飲み明かすみゃーもり、ヌルヌル動く本田さん、モンブランに釣られる木下監督、矢野さんに「ハウス」させられる木下監督、犬と唐揚げとあともう一つ何か(忘れてしまった)に釣られて絵コンテを仕上げる木下監督……ほとんど監督でしたね……。

ストーリーについて、
ムサニどん底→かつての仲間が集結→悪徳制作会社を論破→完成!
という王道展開でしたが、テレビシリーズで出たキャラをほぼ全て拾ってたのがさすがでしたね。菅野監督(庵野監督がモデル)がワンカットだけ出てきたときは感動しました。あと印象的なところで言えば木佐さん(自転車の人)とか池谷さん(釣りの人)とかは割とがっつり登場してました。元ムサニメンバーで言えば遠藤さんは今回序盤のメイン張ってましたね。テレビシリーズでも思ったんですが、SHIROBAKOってみゃーもりたちドーナツ娘の物語というより武蔵野アニメーションの物語という感じがします。もちろんみゃーもりが主人公なんですが、それ以外のドーナツ娘達と同じくらい他のサブキャラクターのエピソードもしっかり描かれてるんですよね。
1つ不満な点を上げるとすれば(これは自分の理解力不足な気もしますが)、テーマの掘り下げが浅く感じられたことです。監督の書いたパンフの前書きによれば、今回のテーマはざっくり「仕事でヤなことがあってやけっぱちになりそうなときどうすればいいのか」ということだそうです。これは作中の物語で言えばタイマス事変とかげ~ぺ~う~の件を受けて、みゃーもりはどうするのか、ということになると思うんですが、それに対する答えは、序盤の丸川元社長の「後ろを振り返ってる暇はない。前に前に君たちは進まなきゃ(ニュアンス)」で早々と出てしまっています。終盤の劇中劇に出てくる「奇跡なんてない。自分でつかまなくちゃ(ニュアンス)」という台詞が、作品自体のテーマとリンクしているのも構造として綺麗ではあるんですが、序盤で出た答えの繰り返し、言い換え表現にとどまってるように思われました。

作画について、さすがに乱れているところが一切ない、と言うことはなかったですが、致命的な違和感を感じるところはありませんでしたし、上で述べたような演出上鍵となるようなシーンや、ラストの劇中劇のシーンなどは明らかに作画のクオリティが上がっているように感じられました。あと地味に感心したのは恐らく全部のシーンでモブがきちんと動いていたこと。動いてなかったところでどうってことはないのですが細かい部分まで気を配っているんだなぁと。

これくらいで書きたいことは大体書いたと思います。また何かあれば追記します。小ネタが多い作品なので、何度見返しても新しい発見がありそうです。円盤買おうかな……。

2020年2月12日水曜日

2019秋アニメ振り返り

こんばんは、京大アニメ研究会です。
特色入試を受けられた方は既に合格発表があった学部もあるようですね。合格された皆さん、おめでとうございます。京大アニメ研究会はアニメ好きの新入生を広く募っています。春からの新歓企画の続報をお待ち下さい。

さて、今回はかなり今更感もありますが、前クール、2019年秋に放送されたアニメを振り返って行きたいと思います。なお、感想は基本的に中の人の個人的なもので、会員の総意とは限らないことをご了承下さい。

1.放課後さいころ倶楽部

恐らく今期で最もアニ研内の視聴者が多かった作品です。アナログゲームを題材とした作品で、可愛い女の子と一緒にボードゲームの知識を得られるだけでなく、こういった作品としては珍しく、それぞれの登場人物の成長をしっかり描いているところが特徴だと思います。また、舞台が京都と言うことで、京大の最寄り駅である出町柳駅をはじめ、京大生にはなじみ深い景色も多く登場しました。

2.慎重勇者

カクヨム連載作品としては初のアニメ化作品です。
11話で大きく評価を変えた人も多かったのではないでしょうか。見始めたときにはまさかこのアニメで感動することになるとは思いませんでした。伏線のしっかりしたストーリーで言えば、他の異世界系から頭一つ抜けていると思います。是非2期に期待したい作品です。

3.ぬるぺた

ゲームと連動したオリジナル作品で、ショートアニメながら、可愛いキャラクターと謎の多い世界観とのギャップ、シュールなギャグを評価したのか、毎週の例会で熱心に話題に上げる会員もいました。
個人的には1話だけ登場した海の家の少女が何者だったのか気になっています。

4.BEASTARS

動物たちの愛憎劇を描いており、面白いのは面白いのですが、中の人は最後までどんな気持ちでこのアニメを見れば良いのかよく分かりませんでした。人間ドラマ(動物ですが)が好きな方には刺さる作品なのかもしれません。クオリティーの高い3DCGキャラクターと、コマ撮りっぽいOPも見所です。

5.私、能力は平均値でって言ったよね!

可愛いOPが印象的でした。わっほーわっはー。
基本的に内容は他のなろう作品と大差ないのですが、主人公が女の子になるだけで不快感というか、イラッとくる加減がこんなにも変わるのか……という感じでした。あとギャグにパロディが多いのでそこが合わない人がいるかもしれませんね。

6.俺を好きなのはお前だけかよ

すべてのラブコメを過去にできましたか……?
これもOPが流行りましたね。1話のつかみは良かったし、原作1巻の範囲は十分に面白かったのですが、キャラクターが増えていくに従ってどうも他の作品との差別化が難しくなってきた感じがします。
また、総集編を挟んだ上にOVA商法に走るのはちょっといかがなものかと……。

7.その他

見てる人数の少なかったものをいくつか駆け足で振り返っておきます。

アズールレーン
まだ終わってないじゃん。1話は良かったんですがね……。作画・ストーリー共にどんどん残念な感じに……。
アサシンズプライド
女の子が可愛かった。どうもストーリーがぱっとしないのと戦闘シーンががっつりカットされてたのが敗因ではないでしょうか。
神田川JET GIRLS
エロアニメと見せかけた百合アニメと見せかけたエロアニメ。ジェットレースしてない回の方が面白い不思議。
超人高校生は異世界でも余裕で生き抜くようです!
剣豪がミサイルと並走したのがハイライト。言うほど何も成し遂げてない総理大臣がやたら偉そうだったのが気になってしょうがなかったです。
旗揚!けものみち
特に悪いところはなかったし見てる人もそれなりにいたのですが何故かあまり話題にあがらなかった印象。
ぼくたちは勉強ができない!
最終話Cパートの脚本を書いた人は是非2期の可能性をドブに棄ててまであのエンドを書く必要があったのかという理由を説明していただきたいと思います。連絡お待ちしています。
本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜
主人公が頑張っては壁にぶつかる姿に自然と感情移入していました。周りのサブキャラが(基本)良い奴ばっかりなのも良かった。
ライフル・イズ・ビューティフル
キャラも可愛かったし話も良かったんですが、キャラがどんどん増えてきてどの子がどんな性格なのか覚えきる前に終わってしまったのが残念でした。

2020年2月6日木曜日

クイズ企画を行いました

こんにちは、京大アニメ研究会です。
今回は先日2月2日に行ったクイズ企画の模様をお伝えします。

企画は全部で5つのラウンドからなり、それぞれ
1.ペーパー問題
2.台詞からキャラクター当て
3.間奏・後奏からアニソン当て
4.ビジュアルクイズ(キャラクターの画像から問題文を当てるクイズ)
5.早押しクイズ
という内容でした。

どの会員も日頃身につけたアニメ・漫画・ゲームなどの知識を活かすことができたのではないかと思います。

特に2と3についてはこれまでなかった形式のクイズで、良い押しを決める人もいれば苦戦する人もおり、盛り上がりました。

優勝は、最終ラウンドで途中順位が下位の方が強くなってしまうというルールの不備盲点を上手く突いたG先輩でした。おめでとうございます!

他にもいくつか早押しの小企画もあり、一日中アニメクイズ漬けの一日でした。

次回企画は3月末頃に2日間にわたって開催される予定です。こちらの模様もまたお伝えしたいと思います。

2020年1月30日木曜日

ブログをリニューアルしました

こんばんは、京大アニメ研究会です。
2018年4月以来1年9ヶ月ぶりの更新になります。中の人は今月の初めくらいに会長職とともにTwitterアカウントとこのブログを引き継ぎました。
とりあえず自分なりにレイアウトを見やすくしたつもりです。

さて、最近の活動ですが、今年度は通常の例会を終え、2月と3月にそれぞれクイズ大会を企画しています。見学は受け付けておりませんが、その模様はこのブログでもお伝えできたらと思います。

また、活動内容や会員が見ているアニメなどについてできる限り更新していけたらと考えています。
よろしくお願いします。